福岡県の私立高校に通学する高校生に向けては次のような補助金制度があります。
まず給付型(返済不要)のもので、授業料について国の制度である就学支援金制度があります。
福岡県の4つの制度
さらにそれにプラスして福岡県独自の3つがあります。
- 就学支援金(国)
- 授業料軽減(福岡県): 授業料及び 教育充実費等
- 保護者負担軽減(福岡県):全員500円
- 奨学給付金(福岡県):授業料以外の教育費
就学支援金(国)
対象になるのは保護者等の道府県民税・市町村民税所得割の合算額が次のような世帯の方です。
合算額が257,500円~506,999円の場合、月額9,900円、合算額が85,500円~257,499円の場合、月額14,850円、合算額が1円~85,499円の場合、月額19,800円、非課税の場合は月額24,750円になります。
授業料軽減制度(福岡県)
次に授業料軽減として月額9,900円の補助があります。
この対象者は、生活保護世帯・所得税非課税世帯・県民税、市町村民税の所得割の合算額が非課税世帯・国民年金保険料免除世帯・児童扶養手当受給世帯(一定の支給額以上)です。
こちら市町村民税で線引きされており、その所得制限の金額が福岡県のHPで対象が分かるようになってますので確認ください。
全員に月額500円の補助
次に、福岡県独自の制度として保護者負担軽減のための月額500円の補助があります。
これは福岡県内の私立高校(全日制)に通う全員が対象となります。
給付型の最後に奨学給付金制度があります。
奨学給付金(福岡県)
これ保護者等が福岡県内に住所を有する世帯に向けた制度です。
対象者と金額は、生活保護世帯については年額52,600円、県民税、市町村民税の所得割の合算額が非課税世帯の場合は年額89,000円になります。
複数の高校生等がいる世帯の2人目以降の高校生又は、高校生以外に15歳(中学生を除く)以上23歳未満の扶養される兄弟姉妹がいる世帯の高校生に対しては年額138,000円になります。
まとめ
福岡県で私立高校に行く場合4つの補助を利用できます。ただし年収によりますが。
これらの補助金についての問い合わせは、福岡県人づくり・県民生活部私学振興・青少年育成局私学振興課又は、福岡県私学協会で受け付けています。
その他に福岡県高等学校奨学金制度などの県や市町村が有する奨学金制度があります。
これらは貸与(原則として卒業後に返済が必要)のものがほとんどです。詳しくは福岡県またはお住まいの市町村で相談を受け付けています。
最新の情報はかならず通っている学校かHPで確認のうえご利用くださいね。
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