都立高校授業料無償化内容・対象者・都立高校の学費

都立高校の授業料無償化の最新情報（2018年～2019年）です。

都立高校は授業料が現在全額無料となっています。

ここでは東京都の都立高校の授業料無償化の内容・対象者・申請方法・学費・東京都の私立高校無償化との比較についてまとめています。

都立高校の授業料と無償化の金額

現在都立高校の授業料は月9900円です。

この授業料分がすべて無償化されています。

これが国が補助してくれる高校授業料無償化（高等学校等就学支援金）です。

全員が対象ではありません。所得制限があります。

保護者等（注1）の市町村民税所得割額が30万4,200円未満である方が対象です。

市町村民税所得割額といっても良く分からない方がいると思います。例を挙げると、両親のうちどちらか一方が働き、高校生一人（16歳以上）、中学生一人の子供がいるモデル世帯で年収約910万円ぐらいが基準です。

（注1）原則、親権者（両親がいる場合は2名の合算額で判断。）、親権者がいない場合は扶養義務のある未成年後見人、保護者がいない場合は主たる生計維持者又は生徒本人の市町村民税所得割額で判断。

ただ、年収ではなくて市町村民税所得割額が、都立高校の授業料が無料になるかの基準となることは覚えていてください。

東京都は2017年度から私立高校の授業料無償化も始まっています。

東京都の私立高校授業料無償化でもらえる金額ですが、国の助成である就学支援金と、東京都が助成してくれる授業料軽減助成金をあわせて年間44万9000円支給されます。

こちらも所得制限があり、年収の目安はモデル世帯で約760万円以下です。

これにより私立高校のほうが人気になり、昨年の2017年都立高校は第3次募集までかける高校もあったぐらいです。

やはり東京都は私立高校人気が浮き彫りになりましたね。

ただ無償化されるのは授業料だけなので、学費には他にも、制服代や教科書、設備利用料など他にもかかりますので色々考えて選択してくださいね。

東京都の私立高校授業料無償化を知りたい方はこちらも見てください。